Vol.01 —  Iceland poppy

ポピー

ケシ科ケシ属
原産は地中海沿岸から西アジア


古代エジプトではすでに栽培されており、眠りと再生の象徴として墓に捧げられていました。
またギリシャ神話では眠りの神ヒュプノスや夢の神モルペウスと結びつけられ、儚さと安らぎをあわせ持つ花として語られます。

ローマ時代を経てヨーロッパ全域へと広がり、やがて野原を彩る花として人々の記憶に刻まれていきました。
特に、第一次世界大戦後、赤いポピーは「追悼」の象徴となり、現在もイギリスを中心にリメンブランスフラワーとして扱われています。

薄く透ける花弁は風に揺れ、光の中にほどけるようにひらきます。
薬用種(ケシ)は鎮静や鎮痛に用いられてきましたが、観賞用ポピーはその系統とは異なり、主に美の象徴の花として扱われているそうです。

花言葉は「思いやり」「いたわり」「慰め」。
儚さゆえに、人の感情と深く結びついてきた花です。
蕾から花開く姿まで楽しめるポピー。
出回る時期がとても短いので、ぜひ店頭に見かけたら手にお取りくださいね。

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