エキナセア
キク科エキナセア属
中央の花芯を囲むように花びらを大きく広げ、夏の強い日差しのなかでも凛と咲き続ける、力強さのあるお花です。
原産は北アメリカ。乾燥した草原や森林の縁などに自生し、暑さや乾燥に強い多年草として知られています。 花の中心がこんもりと盛り上がり、針のような突起があることから、ギリシャ語で「ハリネズミ」を意味する“echinos”に由来し、その名がつけられました。
エキナセアは、古くから北アメリカの先住民の間で、根や葉などが暮らしの中で利用されてきた植物のひとつです。特に根の部分が重宝され、乾燥させたり、煎じたり、すりつぶしたりして利用されていたといわれています。やがてヨーロッパにも伝わり、現在ではハーブティーなどエキナセアを用いた植物由来の製品などにも使われています。
「観る」ためのお花だけではなく、長いあいだ人々の暮らしに寄り添ってきたエキナセア。その花言葉には「優しさ」「深い愛」「あなたの痛みを癒します」などがあります。
人々の暮らしのなかで大切にされてきた背景を思うと、その花言葉もどこかぴったりと重なります。
暑さのなかでも、まっすぐに花を広げるエキナセア。
その姿を見つけたときは、夏を彩る花としてだけでなく、長いあいだ人々の暮らしに寄り添ってきた植物としても、注目してみてくださいね。