クレマチス
キンポウゲ科センニンソウ属(Clematis)。
北半球を中心に広く分布し、野生種だけでも300種以上が確認されているつる性植物です。細くしなやかな茎を伸ばし、周囲のものに絡みつきながら成長する性質を持ち、 フェンスやアーチに絡ませて楽しむ植物として、古くから庭園文化の中で親しまれてきました。
“クレマチス”という名は、ギリシャ語で「つる」や「巻きあげる」を意味する「klema(クレマ)」に由来するとされ、その生育の姿そのものを表した名前でもあります。
ヨーロッパでは18〜19世紀にかけて園芸植物としての改良が進み、多くの園芸品種が生まれました。当時の庭園では、バラとともに組み合わせて植えられることも多く、軽やかに絡みながら空間に奥行きを与える存在として重宝されてきました。
花の形や大きさは品種によって大きく異なり、一重から八重、ベル型や星形など、多様な表情を見せます。また、開花の時期も春から秋まで幅広く、長く楽しめるのも特徴のひとつです。 クレマチスの花言葉は「精神の美」「旅人の喜び」。 どこかへ向かうように伸びていくその姿と、風に揺れる軽やかさに重なる言葉です。今回写真に選んだ「水面の妖精」と名付けられたクレマチスは、その名の通り、水に映る光のような繊細さとやわらかさを感じさせる存在です。
「水面の妖精」をはじめ、いくつかのクレマチスをご用意しておりますので、ぜひ店頭にてご覧ください。